2012年

過ちて改めざる、是を過ちと謂う

by　孔子
on　『論語』（岩波文庫）

　名言とは、当たり前のコトバが多い。それが心に響くと言うことは…

戦術に進歩はない、あるのは流行だけだ。かつて流行った細いネクタイが十数年後に再び流行するように、戦術もまた時間を経て甦る。

by　イビチャ・オシム
on　『Number　PLUS』（文藝春秋）

　技術に進歩はある。m ...

人生は欲望だ。意味などどうでもいい。全ての生き物の目的は欲望なのだ。それぞれ欲望があるから、バラはバラらしく花を咲かせたがるし、岩はいつまでも岩らしくありたいと思って頑張っているんだ
…そうだ、人生は素晴らしい。恐れの気持ちさえもた ...

自分自身の悟性を使用する勇気をもて！

by　イマヌエル・カント
on　『啓蒙とは何か』（岩波文庫）

「啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである」ではじまる短編の中の一文。

僕の前に道はない　僕の後ろに道は出来る

by　高村光太郎
on 『道程』

　人生に、前にある道なんてないって思う。

君よ　春が来るのだ。冬の後には春が来るのだ。

by　有島武郎
on　『生まれ出ずる悩み』

　もうすぐ春が来る。この季節が好きだ。街も人も。

Nobody’s perfect

by　オズグッド三世
on　『お熱いのがお好き』（ビリー・ワイルダー監督作品）

　ワイルダーの傑作『お熱いのがお好き』のラストフレーズ。丸刈りにした川内選手を見て思い出し ...

　

（スポーツ紙の）一面で失敗を取り上げられ叩かれることに誇りを持てばいい

by　三浦知良
at　不明

　成功した時にスポーツ紙の一面になるのは普通の選手。失敗した時にスポーツ紙の一面になる選手は限られて ...

３本目を蹴らずに逃げるくらいなら、３本外して卵を投げつけられた方がずっといい

by　マルティン・パレルモ
at　一試合で３本PKを外した試合後のインタビューで。

　パレルモは３本目のキッカーを自ら引き受けている。その ...

呑舟の魚枝流に泳がず

by 　列子
on　『列子』（岩波文庫）

　舟を呑むが如き大魚は、支流に泳がない。現在の資本主義には当てはまると思えないが、人の生き様としては時代を超えて通じる至言。